中山道松並木
なかせんどうまつなみき
史跡名勝天然記念物
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大名行列も通った中山道の名所
野上集落の西端にある松並木。そこには樹齢300年余りの松の老木が街道の両側に残っています。松並木の途中に関ケ原宿の看板が立っており、関ケ原宿の道中に位置していたことを指しています。中山道を行く多くの旅人が木陰でしばしの休息をとる場所でした。また、大名行列もこの松並木に沿って進んだといわれています。中山道の中でも、松並木が残っている場所は非常に少なく、全国的にも珍しいそうです。桃配山麓の松並木のきわにある、地蔵堂のあたりは、かつての桃配山の登り口があったとされており、関ケ原合戦の際は家康がその道を通って着陣したとされています。合戦後に植えられた松は、関ケ原の歴史をずっと見守ってきたのでしょうか。
中山道?中仙道?
中山道を進むと、ときおり中仙道と称しているところがあります。実はこの表記はどちらも間違いではないのですが、1716年に徳川幕府が日本の中間の山道ということで、中仙道を中山道という名称で統一してから「中山道」が正式名称となっています。ちなみに、それまでの中山道は、古代の東山道が都から奥州まで続いていたため、江戸までの地域を東山道の中程という意味で、「中山道」と呼ばれていたとされています。
文化財情報
江戸時代には一里塚をつなぐ街道の両側に、松・杉・楓などの並木があって、その木陰は旅人の憩いの場になっていました。当時の様子を今に伝える「旧中山道松並木」は町の天然記念物に指定されています。
スポット詳細
住所 | 岐阜県不破郡関ケ原町大字野上地内 |
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電話番号 | - |
営業時間 | - |
定休日 | - |
料金 | - |
駐車場 | 10台 |
アクセス | JR関ヶ原駅より東に車で5分、徒歩30分 |
関連リンク | - |