福島正則 陣跡
ふくしままさのり じんあと







史跡名勝天然記念物
- 駐車場
樹齢800年の杉が、歴史の証人
春日神社の境内に福島正則陣跡はあります。福島正則は、秀吉子飼いの大名でありながら関ケ原の戦いでは東軍に参加しました。その最大の理由は、三成に対する憎しみによるものだったといわれています。福島正則は、武力をもって物事を解決しようとする主義(武断派)なのに対し、三成は教化・法令により世を治めようとする主義(文治派)でした。つまり、二人の考えは正反対だったのです。三成に対する敵意を家康に利用され、正則は東軍に加わることを決意しました。そして正則は15日未明に春日神社辺りに着陣し、開戦後、宇喜多隊に襲いかかったとされています。また、境内にそびえる樹齢800年の「月見宮大杉」は関ケ原合戦図屏風にも描かれています。当時、この大杉が合戦を間近で見ていたのか、と考えてみると、胸が熱くなってきませんか。
酒豪で豪強の熱き男
福島正則は、酒を呑みすぎたことが原因でとんでもない失敗を繰り返していたエピソードがあります。ふとしたことで家臣と口論になってしまい、酔った勢いで切腹を命じた正則。そして、家臣は切腹をしてしまいます。しかし、酔いが覚めた正則は全くこのことを覚えておらず、事実を知って号泣して詫びたといわれています。どうやら正則は酒に呑まれる性格だったようです。
文化財情報
月見宮大杉は町の天然記念物に指定されています(S36.8.5)。
スポット詳細
住所 | 岐阜県不破郡関ケ原町大字松尾111 |
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電話番号 | - |
営業時間 | - |
定休日 | - |
料金 | - |
駐車場 | 6台 |
アクセス | R21松尾交差点を南に徒歩5分 JR関ヶ原駅から南西へ徒歩15分 |
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