関ケ原宿脇本陣跡・至道無難禅師生誕地
せきがはらじゅくわきほんじんあと・しどうぶなんぜんじせいたんち本陣に次ぐ、要人御用達の宿
JR関ケ原駅より南に3分ほど歩いた所にある「関ケ原宿脇本陣跡」。ここには当時の面影を残す、古式ゆかしい門が建っています。ここはかつて、大名や役人が利用した本陣の予備施設で、藩が大きく本陣だけで泊まれない場合や、宿場で藩同士が鉢合わせた場合に、格式の低い藩の宿として利用されるなど、本陣に差し支えがあった時に利用されていました。規模は本陣より小さいものの、諸式は全て本陣に準じていた為、宿場の有力者が務めていたとされています。また、門の右手に建っている碑には「至道無難禅師生誕地」と彫られており、日本禅宗の祖の生誕地とされています。
宿屋の番台、宗祖となる
日本禅宗の祖・至道無難禅師。1603年、関ケ原宿で本陣職をしていた相川家に生まれました。禅師が宿の番頭をしていると、そこに愚堂国司という高僧が宿泊します。国司の教えに感服した禅師は弟子入りし、以後30年間、国司は宿に泊まる度に禅師に教えを説いたとされています。その後禅師は国司の教えを継ぎ、52歳で出家します。宿業の番台をしながら修行し、修行を終えて出家したという珍しい人物だったとされています。
スポット詳細
住所 | 岐阜県不破郡関ケ原町大字関ケ原902 |
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アクセス | JR関ケ原駅より徒歩3分 |
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