今須峠
いますとうげ旅の難所であり、憩いの場
もともと明治時代までは、標高160mほどの急勾配のある坂道であった「今須峠」。現在の整備された峠道の北側にある「百万巻経の碑」の前を通っていたとされています。かつては、頂上辺りに茶店があり往来する旅人の疲れを癒す場所として賑わっていました。その反面、冬場は積雪量も多く、旅人泣かせの難所となっていたようです。近くには、今須村と関ケ原村の境界石標柱が建っています。また、復元された「一里塚」を左手にし、この峠を下ると中世末頃には関所が置かれていたという「今須宿」へと入っていきます。
山道を行く旅人を見送った一里塚
今須峠を越えて国道21号線沿いにある「今須一里塚跡」。ここには土塁の上に木が立っており、「一里塚跡 今須宿」と書かれた碑があります。江戸より一里ごとに設置された一里塚、美濃と近江の国境にほど近いこの塚を見て、中山道を行く旅人が、旅路の距離を知る上で大事な道標になっていたのかもしれません。
スポット詳細
住所 | 岐阜県不破郡関ケ原町大字今須4061-8 |
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アクセス | R21松尾より西へ車で5分 |
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