藤古川のホタル
ふじこがわのほたる
史跡名勝天然記念物
幻想的な光の乱舞
毎年、関ケ原町藤古川周辺では多くのホタルが飛び交う様子を見ることができます。
かつて環境の悪化により、ホタルの数が少なくなったこともありましたが、近隣住民の方々による川の清掃や、ホタルの幼虫の餌となるカワニナの放流などの努力が実を結び、多くのホタルを呼び戻しました。6月中旬より、ゲンジボタルが見られ、多い時には数百匹のホタルが一斉に乱舞し、幻想的な光景で見物に訪れた人々を楽しませてくれます。藤古川の名神高速道路高架下や東海道新幹線ガード付近、不破関跡付近で鑑賞でき、時には新幹線との光のコラボレーションをお楽しみいただけます。
〔令和6年度〕
藤古川と黒血川の合流地周辺で一定数、ホタルが見られたそうです(2024年6月14日現在)
“蛍大名”の異名を持つ、京極高次
関ケ原合戦に東軍にて参加した京極高知の兄、京極高次は“蛍大名”と呼ばれていたそうです。高次は、豊臣秀吉の側室である淀殿の妹で、さらに徳川秀忠の正室のお江の方の姉である初を正室とし、その七光りで出世できたとささやかれたというのがその理由。しかし、武将としての能力もあり、関ケ原合戦においては、居城の大津城にて1万人を超える西軍を食い止めました。後にその功績が認められ、若狭一国(現在の福井県)の国持大名となったそうです。
文化財情報
古くからホタルの生息地として親しまれている藤古川の清流。6月上旬~中旬頃、ゲンジ・へイケボタルが乱舞する風景がみられます。「藤古川のホタル」は町の天然記念物に指定され、保全・保護する活動が行われています。
スポット詳細
住所 | 岐阜県不破郡関ケ原町大字松尾383−1 |
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営業時間 | - |
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料金 | 無料 |
駐車場 | - |
アクセス | R21松尾交差点より南へ、新幹線高架下あたりの藤古川周辺 |
関連リンク | - |