東山道と東城門跡
とうざんどうとひがしきもんあと交通だけでなく、国防の要所
国道21号線沿い「松尾」の信号を南に入り、「不破関資料館」に向かう途中に「東山道と東城門跡」の碑があります。ここはかつて不破関の城門ややぐらが設けられており、兵士が守りを固めていました。また東山道が関のほぼ中央を通り抜けていたとされています。この門は日の出と共に開き、日没と共に閉められていました。また、天皇の崩御や反乱が起こった際には門戸を封鎖するなど、交通だけでなく、国防の要所でもありました。現在、城門の姿形はありませんが、東城門跡地から延びる一直線の道が、当時の不破関の風景を浮かび上がらせます。
古代の都道府県
現在の日本では47都道府県に区分けされていますが、古代ではもっと大雑把に5幾7道という分け方がされていました。それぞれ、幾内・東海道・東山道・北陸道・山陰道・山陽道・南海道・西海道となっており、「東山道」は地名と道の2つの意味合いを持っていることになります。現代でも使われている主要道の名称が1400年も前に名付けられたことから、日本の律令政治の基盤がこの時代に完成していたことが、推測できます。
スポット詳細
住所 | 岐阜県不破郡関ケ原町大字松尾76-4 |
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アクセス | JR関ケ原駅より徒歩20分 |
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