常盤御前の墓
ときわごぜんのはか- トイレ
牛若丸を追って山中(やまなか)へ
旧中山道から脇道に入ったところにある小さな公園の中に、宝篋印塔と五輪塔が並び建っています。これに記された内容にまつわる伝説は多数ありますが、その中のひとつに常盤御前の伝説があります。16歳で源義朝の愛妾となり、今若丸・乙若丸・牛若丸(源義経)の3児に恵まれました。義朝が平治の乱で敗れ、源氏がちりぢりになると、牛若丸が東国へ走ったと聞いた常盤御前は、乳母の千種とともに牛若丸の後を追いこの地にやってきました。ところが、ここで土賊に襲われ命を落としてしまいます。それを哀れんだ里人がここに葬り塚を築いたのだそうです。その後、母親を殺した土賊6人を、牛若丸が皆殺しにし、母の恨みを晴らしたという内容の絵巻物も残っています。
絶世の美女、常盤御前
雑仕女の採用にあたり、都の美女1,000人が集められその中で、1番の美女だったといわれている常盤御前。後に、源義朝の側室となり、平治の乱で敗れた義朝が逃亡中に殺害されると、常盤は未亡人となります。その後、子供たちを連れて逃亡し、大和国に辿り着きます。その後、都に残った母が捕らえられたことを知り、平清盛の元に出頭します。出頭した常盤は母の助命を乞い、子供達が殺されるのは仕方がないことだが、殺される姿を見るのは忍びないので、先に自分を殺して欲しいと懇願しました。その様子と常盤の美しさに心を動かされた清盛は、今若・乙若・牛若を助命し、常盤を愛妾としたそうです。
スポット詳細
住所 | 岐阜県不破郡関ケ原町大字山中532 |
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アクセス | R21山中より北に徒歩5分 |
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