岡山(丸山)烽火場/黒田長政・竹中重門陣跡
おかやま(まるやま)のろしば/くろだながまさ・たけなかしげかどじんあと
史跡名勝天然記念物
- 駐車場
開戦の烽火があげられた地
国道21号線(関ケ原バイパス)の北側にある小高い山が、岡山(丸山)になります。登頂すると、南宮山・松尾山・笹尾山・中山道・北国街道・伊勢街道…といった、合戦時の重要なポイントを一望することができます。豊臣恩顧の武将であった竹中重門は当時関ケ原一帯を領しており、最初は西軍に属していましたが、岐阜城落城後、黒田長政の勧めにより東軍につきました。合戦時には、長政とともにここへ陣取り、戦機を見て烽火(のろし)を上げました。山頂からは、周辺の状況が把握しやすいこともあり、開戦の烽火を上げるには好適地だったことがわかります。
黒田と竹中の不思議な関係
黒田長政と竹中重門の関係といえば、少年時代の約1年間、隣村で共に過ごした旧知の間柄であったそうです。しかも、秀吉が恐れた男・黒田官兵衛(如水)と頼りにしていた男・竹中重治(半兵衛)の両息子が、ともにここ岡山(丸山)で奇しくも陣を敷いたのでした。長政は、文禄・慶長の役で武功をたてていましたが、過小評価の報告をされたことで、石田三成とは朝鮮在陣以来、不仲だったようです。合戦では小早川を東軍に振り向かせ、東軍勝利に貢献したキーパーソンでした。
文化財情報
国指定・史跡名勝天然記念物
文部省告示第115号
指定年月日:昭和6年3月30日
スポット詳細
住所 | 岐阜県不破郡関ケ原町大字関ケ原732-27 |
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定休日 | - |
料金 | - |
駐車場 | 5台 |
アクセス | R21関ケ原バイパス瑞竜交差点を北に車で2分 |
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